裏道とか近道はないと、ようやく認めたカラダの話③
テキ村との遭遇とグラフの間にはトライ&エラーの時間もあって、私の身体は本当にゆっくりと変化していったのだと思う。
プロテインも、美味しく飲めるにも関わらず、習慣にするまでには結構時間が掛かった。本書を参考にビタミン剤なども摂るようになったが、いまだに習慣化には至っていない。
食生活についても、PFCバランスを意識するとは言っても、意識するだけで実践できているかと言われると怪しい期間というのもそれなりにあったわけだ。
親友のお母様の話
食生活云々を語る時、いつもふと思い出す話がある。
私の親友のお母様は大変料理上手である。何度かご相伴にあづかったことがあるが、その度に我が母に熱く語ったものだ。なんか今思うと母ちゃんごめんよ、って気持ちになるね…。
親友の父上は酒とたばこをこよなく愛し、健康に無頓着。そんな夫の健康を気遣って、冬になると、家の食卓は野菜をたくさん摂れるようにと鍋ばかりになる、親友はよくそう嘆いていた。
鍋が嫌いなのではなく、本当に毎日続くので飽き飽きする、というのだ。まぁ、確かに十代の身には味気ないかも知れない。
鍋はバランスよく色んなものをいただける、そういう発想が私にはなく、この時の親友の話は不思議なほど脳裏に刻まれていたのだ。
ちょうど、痩せないとほんとやばいっしょ、と心がざわざわしていた頃、このとんでもない食生活を正さねば・・・!とか常に脳裏に警鐘が鳴り響く頃、季節は多分秋の終わりを告げていた。
そしてたどり着いたのがコレである。

鍋にハマる。
鉄鍋も買った。固形燃料も然り。最近の一人用鍋の素たちがまた実にありがたく、飽きさせない。
お気に入りは鍋キューブ。こ鍋っちとか、プッチっととか色々あるし、ほんと全部試したけど、コスパが一番いい。だいたい協定でも握ってるのか?って感じで一袋あたりは同価格帯なのだが、鍋キューブは8キューブ入っている。他は4〜6個。
小玉白菜なるものも手に入れ、白菜を丸ごと買って傷めずに使い切ったのはこのシーズンが初めてだったと記憶している。
野菜もたくさん摂った。
この、鍋にハマりたてのあたりは、実に緩やかに体重が落ち始めていたのだ。
しかし、まだ甘かった。
この後、私はようやくテキ村先生に出合い、根性をやや、叩き直されるのである。

