曇天を突き破り、私は空の人となった。
2010年2月12日 / 旅

金曜の午後から休みをいただいて、彼の地へ向う。
まだ非日常である空の旅。
灰色の空に向かって飛び立つ真白い小さな機体は誠に可愛い。そんな先達を機内で見送って、次はこの子だ頑張れと、窓に張り付く。
4年振りの国内線空の旅。久々に見下ろす東京を、曇っているから残念だと思うのは愚かしいことだった。
ひしめく建物。間に張り巡らされた、最早海も陸も問わない道路。海に描かれる船のあと。
人が自然を破壊しながらも造り出したこの光景を、複雑な思いを抱きつつ、
やはり美しいと思う。
そして厚く暗い色の雲を抜け、浮かび上がった雲海には、眩しい陽がそそがれて。
久々とも感じる真っ青な空に感動を。
ああ、世界はなんて美しいのか。
国際線だと窓際をほぼ選ばないし、寝るとか様々な事情から窓が閉められる時間が長いから、こんなにも窓から外を眺めたことがなかった。
3時間弱の空の旅は、気付かずにいた今更ながらの沢山の事を教えてくれる素敵なモノだった。
暫く沖縄紀行もどきが続きます。

