『テノール! 人生はハーモニー』

原題:TENOR
監督:クロード・ジディ・Jr.
出演:MB14、ミシェル・ラロック、ロベルト・アラーニャ(本人役)
久々に週末に映画を観に夕刻の街へ行く、ということをいたしました。
ちっとも涼しくもなってないし、帰路につく人たちの流れなども一切ない感じの有楽町だったけど、最近本当にそういうことをしないので、ちょっと足取りも弾んでいた気がする。
映画は、オペラを題材にしたヒューマンドラマ、というにはあれこれ省きすぎかしら。
ずっと見たいと思っていた、ガルニエ(パリのオペラ座)を存分に裏から表から見せてくれた点は、期待以上でした。
ストーリー展開としては、非常にわかりやすいよくあるもので、日本とは比べ物にならない階級社会のフランスで、一流の人から才能を見出された、会計を学ぶ大学生である移民の青年が、次第にオペラ歌手という夢に向かうという話。
人種差別の要素もちらりと見せ、今まさにフランスで起こっている問題を感じさせたりも。
オペラもいいよねーなんて思いながら歌曲を心地よく感じていた鑑賞時間中、あるシーンではファイトクラブが浮かび、あるシーンでは8マイルが浮かび、そしてあるシーンではリトルダンサーが浮かんできました。
●●のオマージュだよ、と最初から銘打っているような作品以外では、観ている最中にそんな風に感じることはこれまでほとんどなかったので、寄せ集め感がすごかったのかなぁなんて…
とはいえ、本人役で現役のオペラ歌手が出ているというのも、オペラファンにはとても嬉しいんだろうなぁ、と思いながら最初から最後まで楽しみました。
久々に、見たい映画が色々あって、ミッションインポッシブルとか、インディジョーンズのマッツ様とか、宮崎駿とか…、映画館で観るべきだろうなっていうものが多いので、うまくスケジューリングしないとなと思うのよね。

