『マーブル館殺人事件』

『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』の続編を読みました。
同僚に、この2作の感想を聞かれ、面白かったと話して、彼女がamazonのサイトをのぞいていると、下にこの新作の写真が…!聞いてないよー!っとなって、そのままamazonの本の情報を確認。発売日が来週、そんな折。慌てて図書館に予約を入れると、第4位。みんな本当にどこから情報が?
流石にもう無理なんじゃ。そう思っていた第3作目。ちゃんと同じ探偵が出てきました。
そして、さらなる驚きの展開。
ラストには次もあるぞ…と、もう私は勝手に確信しました。こういった展開力というか、アイディアは、アンソニー・ホロヴィッツがミステリーの脚本やオマージュ作品というより偉大なる作家たちの続編をを実際に書いているからっていうのもあるのだなと、他のシリーズを読みながら思いました。
3作目にして、最高傑作だと私は思いました。
『カササギ殺人事件』は驚きの手法だったりとか、ものすごく面白かったのは間違いないものの、物語の展開の意外性に気が取られすぎて、もはや正当に受け留められているのか自分でもよくわからない始末。
3作目が一番面白く感じたのは、主人公の身に起こることだったりもあるのでしょうね。ドラマチックだったし、前進を感じらて、読後感がとても良かった。
著者の他の小説を読んでいるところですが、いまのところ、登場人物に魅力を感じることが驚くほど少ないのが特徴のアンソニー・ホロヴィッツ作品、と私は言いたい。
それでも、本シリーズの探偵は魅力的です。
そして、他の作品を含め、本当に嫌な奴が毎回登場します。犯行の所業というよりも、性格が捻じ曲がった、どうしたらこんなに嫌な言い方ができるのとか、そんなことするの?と正直、書いている人がどういう人間なのかと、こんな嫌な人間をよく思いついたな、とか思ってしまう私は、世の中を知らなさすぎるのだろうか…。
寛容たれ、と5回呟きました。

