『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』

2023年6月6日 / みる-鑑賞-

 

アカデミー賞主要賞をほぼ総なめしたなぁといったものすごいインパクトだったエブエブ(略すの嫌いだけどちょっとめんどくさい)。

 

私は当初はほぼ興味がなかったけれど、助演男優賞を獲ったキー・ホイ・クアンは、私が13歳のときに、雑誌ロードショウやスクリーンのファンレター英文例などを写しながら、初めてファンレターを書いた相手なのです。

 

日本の芸能人にも書いたことがないのに、いきなりキー・ホイ・クアンに向けた想い。

その時はジョナサン・キー宛だったと思うけど、私がベトナムに行きたかったのも、ベトナム料理が好きになったもの、彼の記憶が根底にあると思っております。

 

というわけで、行かない宣言をしていたものの、そういう自分の歴史を振り返り、本当に幸福に満ちたオスカー像を握りしめるキー・ホイ・クアンの記事や動画を見るにつけ、彼がどこにたどり着いたのかを見るべきでは無いかと思い至ったのでした。

 

というわけで、行ってきました。

映画のレビュー、観たもの総てにしているわけじゃないですが、過去の映画ログをちょっと見ただけでも、映画ジャンルの毛色が違うとわかるかも。

 

 

同居人ちゃんから、何度か説明してもらった『マルチバース』という概念。

 

どうしても私は、ドラえもんで身に付いてしまった『パラレルワールド』の概念とごっちゃになってしまっていまして。

映画を見終えてしばらく経ってから、ようやくたぶん「こういうことだろう」と言ってもいいかな、という状況です。

 

しつこく解説を求めようとする私に、同居人ちゃんは非常に困ったことでしょう。

 

なのでね、この映画が理解できない私は、けっこう追いかけました。いろんな方の解説ブログのようなものを。徐々に私なりに噛み砕いて行きました。

観てから既に3か月近くが好きていますが、今でも時々「つまりはこういうこと?」と反芻しているなんてすごいことだと思いませんか。

 

もしかすると、いくつかわかりやすいマルチバースものを観て、何年か後にもう一度観たら、ゾクゾクするほど面白いと思うかもしれません。そういう楽しみがあるのはいいかもしれない。

 

ということで、噛めば噛むほどな映画の可能性があります。

 

 

とにかく、こんな状態の私が、あーだこーだ言えるわけもないし、作品賞を獲った理由も私にはさっぱりわからない。

 

キー・ホイ・クアンが助演男優賞だったけど、主演男優賞でもいい役だったと思うけど、男は脇役だから、って言いきれてしまう映画でもある。

そんな男優陣では最も主役に近いポジションなのに、それは衣装なの?って思うくらいのスラックスにポロシャツをイン、な出で立ちだったのがなんだか可笑しくて、スタジオ入りしてあれに着替えるのかーとか、映画見ている間中思ったりして。

 

彼以外の役者陣がほぼ初見だったと思うので、理解できない分、思い入れが総て彼に向かうのです。

 

声とかさ、やっぱりグーニーズやインディージョーンズで知る子どもの頃だから、吹き替えなのよね。金曜ロードショウだったか、日曜洋画劇場だったか。吹き替えの甲高い声しかキー・ホイ・クアンの記憶がなかったから、こんな声だったのね〜なんてこともしみじみ考えたり。

 

完全に同窓会で初恋の人に再会した、そんな時間でしたよ。

いったいなんの話なの?

 

 


映画









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