『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』
一度見たことのある映画やドラマばかりを観るようになるのは、老化だそうで。
そういえば最近本当に新しい刺激を与えてないのよね。
観たい映画をハードディクに録り貯めているものの、録画してある安心感から、ちっとも観るところに辿り着けず、容量ばかりを喰っていくため困っている。
何しろ、間も無くカタールで始まる4年に一度の大会と、リーガエスパニョーラとチャンピョンズリーグ…、いったいどのくらいの容量を空けておけばよいのか。
丁度いいじゃないか、脳の活性化とHDD容量をあけるため、週一本の視聴を義務付けたいと、先週早速一本観ました。
新作でも上映中でもないので、ネタバレ関係は気にしない方向でメモ程度に記録。どちらかというと、同じものをまた観ないようにするための備忘録的なもの。
原題:Les Crevettes pailletées
2019年フランス
監督:セドリック・ル・ギャロ、マキシム・ゴヴァール
出演:ニコラ・ゴブ、アルバン・ルノアール、ミカエル・アビブル、ダヴィド・バイオ、ロマン・ランクリ、ロラン・メヌ他
フランスに実在するゲイの水球チームを描いたコメディ。リポーターに暴言を吐いてしまった競泳選手が、公式戦に復帰するために水球チーム「シャイニーシュリンプス」のコーチをすることになり、LGBT+Qによるスポーツの祭典「ゲイゲームズ」の出場を目指すというもの。
私、クロアチアというワードで自動録画を設定しているのですが、それにひっかかって勝手に録画されていたもの。WOWOWでは何度か同じ映画が放映されますが、気付いたら、3回も録画されていました。
クロアチアで引っかかったならまぁ、一度ならず二度三度と、ここまで推されているんなら、という軽いノリで観ました。
クロアチアではサッカー並みに人気のある水球だから、世界大会が開かれるのがクロアチアなのかな?
ゲイゲームズという大会が本当にあることも驚きましたが、これは水球のみじゃないと思われるんだけど…。フランスの選手団の皆さん、って感じに開会式があったので、きっとマイノリティのオリンピック的なものとは思われます。
さて、観光地でよく観る2階建ての2階が屋根がオープンのバスに乗って、パリから大会開催地のクロアチア(たぶん、水球はスプリットで行われるっぽい)を目指すあたり、プリシラ的でもありました。
スポ根っぽさが出てくるのかと思っていたけれど、その要素はほとんどないものの、それ以外は想像していた展開をほぼ裏切ることがなく物語は進んでゆく。
コーチをすることになってしまった競泳選手マチアスは、「ゲイ嫌い」と映画の中でも表されるし、あらすじなどでもそう紹介されているようだけど、そうは思えかったなぁ。知らない者に対する反発程度にしか感じられなかった。
そんなものさ、と言われたら、まあ、私にはわからない感覚なのでそんなものなのかな…とは思うかもしれないけど、嫌いという設定が本当なら、打ち解けていくあたりは、もう少しエピソードがちゃんと欲しいなぁと。
可笑しくて、ちょっと切ない、っていうとあらゆる映画に含まれる要素だけど。軽い気持ちで観るのもよし。ラストシーンも、ちょっと涙目になりながらも、楽しい。
久しぶりに聞いた、HEROは込み上げる。
監督と脚本を担当したのが、実際のシャイニーシュリンプスのメンバーだというから驚きました。
続編もあるようだけど…、機会があったら観てみよう。そんな感じかな。

