24年ぶりの3位。

3位決定戦に意味はあるのか?優勝のためでなくても選手は戦えるのか?ベスト4でいいじゃないか。そんなことを、3位決定戦はずーっと言われております。
私も、ベスト4の下位2チームは試合なしで賞金同じでいいじゃんとは思いつつも、やっぱり愛する代表の試合ですからね。楽しみにしており、18時前に仮眠を取り始めて備えました。
W杯の3位決定戦を姿勢を正して見るようになったのも、98年大会から。
その時の彼らにとっては、この称号は必要だった。
W杯3位 クロアチア
名誉のため、そして、戦争に疲れてうつむく同胞たちへのメッセージとして。
今大会、クロアチアが3位決定戦に回ると決まった瞬間、私はもう帰国して体を休めてって思ったけど、モロッコには意味があるんじゃないかって、同居人ちゃんに言われて、ああそうだなぁと、しみじみ思ったものだ。
口では全力で、と言っていても、クロアチアはGLの勝ち抜けが決まっている3戦目のようになるのでは、なんて思っていてごめん。
試合が始まったら、すぐ得点は動き、即座に振り出しに戻り、選手たちは誰しもが消化試合なんてしていなかった。モロッコ代表はおろか、クロアチア代表もピッチにいる選手はみんな休まず動き続けた。すごかった。
クロアチアのモチベーションは何?
もしかしたら、本当にこれがモドリッチの代表最後の試合なのかもしれない。
そう思ってしまって、私も目に焼き付けなければと、呼吸を忘れそうなほど見入った90分。
90分でケリがついたのに試合後のセレモニーまで流さない、フジテレビにイラっとしたけど、俊輔の解説だったからまあいいや。実況の人はなんども選手を呼び間違えていたのは、深く反省してほしい。
とにかく、試合後はずっとAbemaで最後まで見守らせていただいた。
なんて光景。
前大会、2位で終わった彼らの悲壮感はすごかった。トーナメントに入ってからは、勝って去ることができるのは優勝国と3位だけ。今回の彼らは、数日前とは違って、とても幸せそうだ。終わり方としては、絶対こっちの方がいい。
98年大会の相手はオランダ代表で、オランダ代表は特に3位決定戦なんて意味がないというスタンスでいたから、試合への入りは全然違った。
結果はシュケルが得点王になり、国旗を両手でマントのように広げフィールドを駆ける姿が、いまだに鮮明だ。
次にオランダ代表がまた同じ場所にやってきたとき、確かブラジル大会、98年の代表がスタッフにいて、その時の後悔を語ったとかで、本気で3位を獲りに来たように、あのときの印象は、相手チームにも強く残っていたのだと思う。
私だってそうなのだから、当時それを見た、モドリッチやコバチッチ、そして今回初出場のヴァトレニたちにとってはどのくらいのインパクトだったのだろう。
2大会通算で、きっと50億円以上の賞金を手にしたはずのクロアチアサッカー協会、しっかりと育成システムを育てて、最近のノルウェーみたいにボコボコ新しい才能を見出して磨き上げて、また私を魅了してほしい。
モドリッチ、内転筋?股関節?とにかく脚は大丈夫?
終わった後変な歩き方ずっとしてるからもう、気が気じゃないけど…。
今度こそお疲れ様でした。

