笑う門には福来たる
2012年1月9日 / みる-鑑賞-

毎年恒例、になりましたか、去年に続き、志の輔落語@渋谷PARCO劇場に行って参りました。
今回は母の運がなんかきちゃってたみたいで、びっくりな志の輔師匠目線とがっちり絡むくらいな席で、これは寝たりなんかしたら大変だとか、絶対寝るなんて有り得ないくらい面白いと知っていてそんなことを不安に思うような場所。
演目3本、とにかくふふっとかあはっとか、おおおおおとか、じわわんとか、本当にいろんな色をした笑いが訪れるんですね。口の動き、あの二時間半は凄かったと思う。
そして、どうしても今回は聴衆の誰もが期待しているであろう、亡くなったばかりの師匠のことを語るかどうかということ。
どのような形だったかは申すまいが、ああ、恩師に対しての想いを強く感じられるものでした。
この公演は1か月くらい続くんです。その回数分毎回話すのか…、と思うと、なんだか非常に辛い気がしました。
プロフェッショナルとは、本当に厳しく辛い仕事です。
それでも、
今年も被災地には出来る限り行って、笑わせられるという仕事についたことを幸せに思うと仰っていた志の輔師匠。落語家がお客を笑わせることがただの日常になることを、というその言葉とに、深く頷きながら、今年は良い年になるよ、と祈りにも似た確信を感じたのでありました。
素晴らしき高座を、ありがとうございました。

