悟空のきもち に通っているんだが…

2022年6月10日 / くつろぐ-非日常の空間で-

悟空のきもち

 

 

現在最も予約の取れないリラクゼーションサロンと言われている、ヘッドマッサージ店です。

東京には、原宿辺りと銀座にあって、あとは京都と大阪とニューヨークだったかと思います。

コンセプトや詳細は公式HPをご覧ください、って感じですが、私は何年も前に、情報番組で見て、直ぐに調べたものの、まったく予約が取れず、だからこそ一層気になって、ちょくちょく予約状況をチェックしていた…、という感じでした。

60分のマッサージ時間の内9割ほどが頭皮の指圧です。

私がテレビで見たときは、施術開始から10~15分で客は寝ちゃうんですね。
それがすごいっていう話でした。悟空のきもちでは、枕とか布団とか、夢を見る装置だとかを開発しているようで、睡眠へのこだわりが伺えます。

 

扉の向こう

 

夜というか宇宙のような不思議な照明が展開しており、真っ暗ではないけれどネイビーの空間が広がっています。

 

そして、扉の外で流れているのは、千と千尋の神隠しのサントラなんですが(この点も少々謎)、扉の内では違います。

ずっと耳をふさいでると頭の中に響き渡ってくる空気の流れる音が大きくなったような、ふわーっというBGMが流れています。って、伝わるとも思えないのですが、

私にはそう感じるのです…。

セラピストさんたちは、ガーゼ調のふわふわしたワンピースを着ていて、ものすごく小声でお話されます。

パーテーションのようなものと、入り口のカーテンで仕切られた部屋に、行燈といった感じの照明。176度くらいにはフラットになるひとりがけのソファーとオットマン。

私はこのソファーが欲しいと初回から思っています。

 

この空間に案内され、ソファーに深く座り込むと、セラピストさんがぼそぼそと「担当する○○です」とご挨拶してくれます。

ソファーを平らに調整し、毛布を掛けてくれて、まず指圧の強さの確認。

そして、足元から整えてくれて…となるのですが、足元は、ちょっと位置を直したり、脛当たりをぐっと押してくれるだけです。

メインはとにかく頭ですから。

デコルテを圧して、その後からはずっと頭皮です。

 

さて、どうしよう。

 

私はこれまで、コロナ禍以前よりおそらく20回以上は通っております。

その中で、まったく眠らなかったと言い切れるのは1回のみ。

あとは2,3回、寝たかもしれないけどほんの少しだった、ということがありましたが、あとはおそらく10分もったかどうかでラスト5~10分前くらいまで眠ってしまっていました。

 

予約取れないし、有名なお店ではあるから、会社の同僚とかには、気持ちいいの?とかどうなの、やっぱりいいの?とか、よく聞かれます。

そのたびに私が答えるのは、

「よくわからないんだよね…」

です。

私から聞いたら、きっと行ってみよう!と思う人はそんなに多くないのではないかと思います。

でも、寝ちゃうから、よくわからないんだよ。気持ちいのかも、起きてる間の部分しか知らないから、「まあ、それなりに」程度しか言えない。

 

悟空のきもちに通うようになってから、眠りが深くなった気がする、とかそんなコメントを読んだことがありますが、悟空のきもち、予約が取れないのです。行くと次の予約が取れるのですが、今回も、63日に行って、次の予約は8月まで空き無しです。もっと取れないときもあります。

2,3ヶ月に1回の施術で、最近眠りが深くなった気がする…って感じた場合は、原因は他にあるでしょ?って思いません?

 

そして、607000円なのですが、その内40分は眠ってしまうわけで、他のマッサージとかは、確かに凝りがほぐれたなとか、そういう何かが緩和したという感覚があったりしますが、悟空のきもちはそういうのともちょっと違います。

 

行く必要あるかなーって思い始めちゃった。

 

気持ちよさで行ったら、美容院でシャンプーしてもらうときにお願いするヘッドスパとか、炭酸シャンプーの方が勝ります。

あくまで、眠らないから、ということが大前提なんですよ。

 

頭のコリをほぐすとかそういう方向なら、それを謳っているサロンの方が分かりやすいかもしれないな‥‥って。

 

複雑な気持ちになりました。

眠っちゃうほど気持ちいいのか、眠らないからこそわかるのか。そのせめぎ合い。

 

 悟空のきもちの予約方法

 

初回は普通にサイトから、キャンセル待ちやそれに伴う飽きを狙っていくわけですが、一度行ってしまえば、あとは簡単。

施術が終わると、アンケート用紙を持ったセラピストさんがパウダールームにやってきます。

その用紙には、次回の予約番号が書かれているのです。

ここで次の予約をすれば、あんなに大変な思いをせずともいいのか、と思いますよね。

3回目のこの機会には、2人での予約も可能。私はしたことがありません。だって、いつの予約が取れるかが全くわからないから。

ゲスト側がお店の都合に全てを合わせることが求められるのです。

 

予約してるし、次行くまでに考えよう…って思っているうちに、その時がきてしまいます。

そして、その時がくると、施術してもらった日に渡される番号を入れ・・・

この繰り返し。

 

初めての予約が取れたときも、キャンセル待ちのLINEに登録して、そこでキャンセル枠出ました、っていうLINEを待つか、あとはサイトに毎日のように通って「空があります」という表示が出るまで更新ボタンをクリックし続けたりしたのです。

 

だから、とりあえず、キャンセルすればいいし、予約はしておこう…と、毎回予約をしてしまって、そして、本当にどうしようかな…と悩んでいるうちに次の2,3ヶ月後がきてしまう。その繰り返しです。

で、予約だってすんなり取れない。次の予約は 1、2ヶ月後は当たり前。2,3ヶ月に1度なら、悪くないご褒美かもしれない、これくらいの贅沢はいいか、って。

 

ある意味、完璧なシステム。

毎回その手管に感心してしまう。悟空のきもちに行った後に、最も強く残るのは、施術の素晴らしさより、そのシステムのすごさ。

連日予約で枠が埋まっている、だからお客が次々に求める、そして、離れられない、そのすごさです。 

 

だったら、毎月ラフィネで30分のフェイスセラピー受けた方がいいなぁ…って最近はよく思ったりしています。

 

眠りたい、という人は是非行った方がいいと思います。

 

私は、マッサージとかの最中、全部味わいたいので寝たくないと思っている割に、一睡もしなかった時には、このセラピストさんは上手じゃないんじゃないかとか、勝手なことを考えてしまって。

 

もう何年も通っている割に、相性はそれほど良くないのかもしれません。

 

ここまで書いてて思ったけど、やぱりもう行かなくていいのかな。

 

 










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