続・はーるばる(行って)きたぜ!2024・夏
夏の1日は長い。
五稜郭タワーから五稜郭を眺め、函太郎でお寿司を楽しんだ後は、路面電車に乗り他の点在するスタンプスポットへ。
ちょっとお高めの旅館などを経て、函館駅前に戻り、ロータリーからバスを利用して、函館山へ向かいました。
バス停には、同じことをしている人たち(路面電車でも多数目撃)がスタンプを押す台紙を片手に列を作っておりました。
バスに乗ること20分ほどだったかと思いますが、たどり着いたのは19時頃。日没まではまだ少々かかりそう、ってな時間の函館山の光景がこちら。

私が初めて訪れた齢8歳だったかの頃、函館山でキタキツネを目撃したんですよ。弟とふたり、寒いのももろともせずにキツネだ!とかはしゃいじゃって。
狐の現れる余地がなくなったのがどのくらい前からか知らんけど。
圧倒するのはおそらく中華圏の方々。本当に、日本語が聞こえてこない。
上海も夜景すげーぞ、と言いたい。こんなに密集しないで見れたはずだぞと。
あんなに大きいと思っていた函館山の展望エリアが、寸分の隙もないほど埋め尽くされていた。
40年ぶりくらいとなる夜景を拝めるかと思ったものの、このあまりに恐ろしい人ごみに、残ることを諦めました。

階段を降りつつ眺めたこの、反対側の夕陽と凪の美しき光景。
心洗われるだろ?って思うよね。
夜景なんて電気ですから。人間の力では作り出せない、そしておそらく同じ瞬間がない、この景色を堪能いたしました。
帰りの終バスに乗れなくなる人もいるとか、帰りのロープウエイが2時間待ちだとか、聞こえてくるのはほとんど脅しのようなアナウンス。それにしたってなんでこんなに人が…。人がすごすぎて、身長が180㎝くらいないと、ひとだかりの後頭部と空しか見えない、そんな函館山の展望台。
スタンプをゲットするのにも、最も並んだスポットでございました。
帰りのバス、恐ろしいアナウンスに早めに並んだからか、窓際に座ることができまして、下る道すがら、木立の合間から見えた函館の夜景の切り取り。

徐々に灯り始めた街の姿で十分だと、このくびれに日本地図を思い浮かべながら、チラッチラッと見えるたび上がる歓声。
バスの中はものすごい一体感でした。

赤レンガ倉庫街で下車しました。港町には必ずあるな、赤レンガ倉庫街。
日は落ちて、ライトアップがたまりません。旅情も掻き立ててくれるというもの。

蔦の演出がとにかく素敵。

まだ沈んだばかりの海側は、こんなにも美しく。

月明かりと、オレンジ色の街燈が浮かび上がらせる赤レンガ。

停泊するクルーザーの間で浮かぶカモメなんて、本物にみえないくらい。
日常ではすでにパジャマに着替えて寝る方向へと舵を切っている時間の屋外、それも馴染みのない街の夜の風景。やっぱりはしゃいでしまう。

目的地はここでした。
函館に住んでいたことのある同行の友人は、函館に行くことが決まる前からラッピラッピと繰り返しており、私は最初のうちは本当になんのことかわからなかったのですが、同居人ちゃんにも函館行ったらラッピでしょ、みたいなこと言われて。
劇場版コナンを見たら、出てくるのでね。ようやく合点がいきましてね。
五稜郭のそばにもあって、いかなくていいのかなとか思ったりしたものの、ここだったみたい。

中に入ったらこういう感じで、なかなか派手。レトロ感万歳なんだけど、なんならテキサスの飲み屋の羽扉を押し開けないといけないような雰囲気。

夏とはいえ、海側だし北海道の夜だし、すでに全く暑さなどないなかですがね。函館山では寒さすら感じたし。ですが!
五稜郭のそばのお店の前にあった、ソフトクリームののぼりと、ソフトクリームの形したアレですよ、わかるでしょ?外に置いてあるアレ。見た時から絶対食べるぞと、北海道だしな!と。
これがさー、美味しかったんですよ。
北海道だしなって、バニラにしたけど、この後チョコも食べようかなって一瞬、いや、一瞬は嘘になる。友人がポテトを食べ終える間中考え続けました。
ですけれども、すでに21時をまわっております。
日常であれば4時台に起きる私は、眠りにつくまで30分、みたいな時間帯。ちゃんと理性は生きておりました。

このような情緒あふれる光景を楽しみつつ、ホテルへと歩いて帰った1日目でございました。



