『東大式 時間術「考える時間」はムダだ!』を読んでみた ※追記あり

2022年4月22日 / よむ-書評というほどでもないけど

 

時間術の本が好きというかよく読みます。

色々読みすぎてよく分からなくなってきているというのもあって、時間の使い方がちっとも進歩していないように感じる悩ましいわたくしでございます。

 

それでも、この本は面白かったというか、興味深かった。

 

東京大学出身者の書いた本、なんだけど…

「東大式」ってあると、通常は、東大生はみんなこんな感じにやってます、とか、東大生なら当たり前の時間術、的な本なのかなーとか勝手に思っていたし、…そう思う人多いよね?

 

でも、違うと思うわれる。

この人、一般的な東大の人じゃない。

一般的な東大の人がどんなかっていうと、ホリエモンとかもまあ東大っぽいかっていうと微妙なんだけど、極端にいえば事務次官とか目指しちゃうような人たちっていうか。勉強大好きな人たちというか。どっちかというと、一点突破型の天才タイプではない、秀才たちを私はイメージしています。

 

東大生の家庭は富裕層が多いが…

少し前に、東大生の保護者の世帯年収の調査で、60%以上の家庭が年収950万円超だとかで話題になりました。

この本の出版年は2021年で、世帯年収の話題はとっくに浸透していたころだったのでしょう、著者紹介に存分に反映されております。

 

そう。著者の布施川氏は、年収300万円家庭育ち。

「金銭的・地理的事情から無理なく通える進学先が東大のみに絞られたために東大進学を目指した」とあります。

東大が近かった、と受け取っていいのだろうか。

文京区?とりあえず、東大の近所に住んでいる一般家庭が貧乏育ちと言われても、ちょっと私には解せないものがありますが…。

年収300万で両親+子供ひとり、持ち家じゃないとそうとう厳しくない?

都内23区で持ち家なら、別に貧乏ではないと思うのよ…。

年収が低いとしても、別に、資産がないとは書いてないし…とかうがった見方をするのは、本書の内容に変なフィルターがかかってもったいないので、とりあえず、考えないようにします。

とにかく、本文には要所要所に出てきます。

富裕層ではない受験生の苦労とかアルバイトの話とか。

そういう諸々が、大多数の人が経験している部分と重なるので、読んでいて、絵空事のようには感じない。

 

ガチガチの時間術の話とは少し違う

つまりは、裕福ではなかった中での1年浪人で、志望校には入れなかったら即就職となる条件だったため、無駄を省き効率よく学習を進めなければならない。そのためには何をどう考えるべきなのか。

その考えを改める本です。

 

東大生になるくらいの人なのに、

「できる限り勉強をしないでギリギリの点数で滑り込む」とか言っているのも、ちょっと面白味がありました。

東大ではどうやら受験時の点数が開示されるようなのですが、本当にギリギリでひやっとしたようです。

 

時間術によくあるタスクの優先順位を決めるマトリクスも、よくある重要度と緊急度のあれではありません。

縦軸と横軸は「作業量の多さ」と「締切りのキツさ」になっていて、新しさを感じました。

重要かどうかって、それを考えるのが確かに面倒なんですよね。

 

みんなドラクエ好きだな!

以前のサイゼリアでバイトしていたシェフの本でも感じたことです。

男の子たちは本当になんでもかんでもドラクエに例えるなぁ‥‥って、つよーく思いました。

それにしても、自分をバカバカ言ってたあのシェフと、東大生が引き合いに出す例えがどちらもドラクエとは、すそ野の広さに驚かされます。

こうなってくると、男女じゃないのか。私の方が少数派なのか…。

RPG、まったく通ってこなかったのよね…。

 

 

この本を読んで、やってみようと思った3つのこと。

 

①今使ってるバーチカル手帳の時間軸を3~4分割にする

②朝のスタートダッシュのことを考えた夕方の学習内容にする

③自分にとっての集中の儀式をつくろう

 

以上。

 

①バーチカル手帳の時間軸を3~4分割にする

タスクには締切りを置くことが大事だと、著者は繰り返します。

そして、それが遠い目標だったりするとスタートに手こずったり、順調に進めることが難しくなるため、タスクを分割せよとは一般的にもよく言われますが、時間も(時間こそ?)区切ろう、とまあそんな話。

私はバーチカルの手帳を使っており、自分が眠っている時間から横に一週間にわたって線を引いています。

具体的には22時以降になるのですが、タスクとか、一言日記などに使うスペースとしていますが、そういう区切りの線を、ランチの前と帰宅する頃の時間とで区切ろうかなと思います。

 

②朝のスタートダッシュを踏まえる

新しく始めるよりも、続きに手を付けるとか、やり残しを仕上げる方が、ハードルが低いそうです。

最大のストレスは新しいことを始めることだそうです。

この本を読むのと同じくらいのタイミングで、You tubeでも「朝は復習のゴールデンタイム」という話を視聴しており、とても腑に落ちたので、前日の復習から始めようと思いました。

それを踏まえて、その日の最後の英語学習の内容を決めようと思います。

 

③イチローのあれとか、五郎丸のあれとかの話。

この部分、追記します。朝思い出しました。

自分が集中しようとする前のいわゆるルーチンアクションを決めるのは、いいらしい。イチローさんに代表され、その後五郎丸さんと、集中すべきときの決まった動作。クリスチアーノにもフリーキックやPKのときにやはりそういう動作がありますし、スポーツ選手は本当に多い。

サッカー選手は試合開始前、ピッチに入る瞬間、あの白線を越えるときに必ず各々決まった動作をします。

フィギュアスケートの選手も、コーチから背中を叩いてもらったりとか、羽生選手に至っては、リンクに降りてから名前をコールされるまでの時間が変更されることが、彼のルーチンを妨げるのではとか、話題になりました。

 

今から私は集中するのだ、と脳みそや筋肉に伝える行為というものは、自分で設定できるのか…。

なんてさ、そんなよくよく考えれば自分のことなんだから当たり前だよね、それをそれとして認識させるための訓練が必要っていうことだったのね、と思うに至ったのもこの本を読んでこそ。

私はどんなアクションを習慣づけようか。どこでもできること。

このあたり、決めたらまた。

 

まとめ? 

東大生のかっちりとした雰囲気を考えると裏切られる内容かもしれませんが、合理性は追及しまくっています。

そして、「人間は合理だけでは生きられない」と言い切るところ、「勉強はなるべくしたくない」と言う部分も、頷けるし、思っているだけじゃなく、言葉にするってなんだかとても強いです。

「勉強はなるべくしたくない」とか、あからさまに言ったらいけないと思ってた。

ただ単に地頭がいいんでしょ、とかいちいち僻みっぽくならずになんというか、興味深く読めました。

私は図書館で予約して借りて読みました。

忘れた頃に順番が回ってきたのですが、返却したらもう一度予約しておこうかな、エッセンスを忘れた頃にもう一度読めばいいかなーと、そんな感じです。

 










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