長野局所旅 -宿泊編
長野路編がまだ終わってないって、気付いている人はいるだろうか。
旅といえばまず宿泊先のわたくし。何よりもこの情報を残したいという気持ちがございます。
ルートイン 駒ヶ根インター
一泊目は、友人の家の近くのホテルに。
それがルートインという、ビジネスホテルだったのもあって、親の介護から解かれたJと、猫に毎朝3〜4時に起こされる私と、互いの同意で、ひとりの時間が必要だよね、ということでそれぞれシングルで予約しました。
予約した後に、ルートインはWOWOWの有料放送が全ての部屋で見れることを知り、4:45からリーガエスパニョーラを観たかった私としては、なんという完璧な選択だと、思ったのでありました。
部屋はこんな感じです。
ベッドの壁の向こう側にユニットバスとトイレがあります。
コンパクトかつ不足のないスペースのある、ビジネスホテルらしい造りです。
ルートインに決めた理由の一つに、大浴場があるということもありました。ドーミー・インなどもそうですが、ビジネスホテルではよくあるタイプです。
その大浴場は、大浴場…ねぇ、という感じでした。
大浴場というには、ちょっと物足りない。都心とか都会のビジネスホテルなら女性客のことも考えるでしょうが、地方の都市とまでは言えない規模の地域にあるビジネスホテルの宿泊客は男性でしょうから…男湯はもっと広いのかも、と思いました。実際はわかりませんが。
朝食は、ビュッフェスタイルでした。
決して豪華なビュッフェとは言えません。過不足ない、そんな感じ。サラダなどはちょっと物足りなさも感じました。小鉢に盛ってあるようなものはなくて、ドーミーインと比べるとちょっと劣る感じはあるかなぁという印象。
写真の色が悪いですが、こんな朝食になりました。
驚いたのがこれ。
スープだけが3種入っているらしいサーバー。初めて見ました。
そしてこちら。
今やビュッフェスタイルには欠かせない手袋ですが、今回泊まった2つのホテルどちらにもこれがありました。手をかざすとセンサーが反応して風がおき、手袋が膨らむため、一番上の手袋にすんなり手を入れられるというもの。
右はそのまま入れ、左は手のひらを上にして入れる、というものです。
今回、こちらを使って1泊朝食付きで 4,046円でした。
どうなのかしら。支援がない場合、ちょっと高いなって感じたのかな…。
このね、ルートン。ルートインのキャラ、執事とひつじを兼ねてるんだと思うんですが、要所要所にいるわけですよ。
けっこう癒されました。
松本ホテル花月
2泊目はここ。
ここが、この旅の中で一番の収穫だったなぁと思いました。
先述の通り、早めに着いた際に入れていただけて助かったというのもあるけど、一歩中に踏み入れたときから夢中になったと言って過言ではなかった。
フロントに面する、ゲストが滞在することができるスペースの一角がこんな感じ。
これ、私の好みのスペースです。とにかく好み!
というわけで、ここから、
「気に入ったのは分かったから」
落ち着けって感じにお見せしちゃうのですよ。
部屋の扉を開けると広がるこの光景。
古民具がいくらでも!
ワードローブの中にはセーフティーボックスと、大浴場に行く際にご利用ください的な籠が。この籠も趣のある素敵な造り。
書き机に備わる椅子も松本家具。ベッドもそのようだし、私はもうどうしていいのかわからない興奮状態で足を進めるのですよ。
机下の収納スペースには、冷蔵庫やグラスポット類。
このティーカップがまた良いのです。
こういう焼き物って、飲み口が厚くて心地悪いなと思うことが多々ある印象の私ですが、この飲み口は非常に滑らかで、とても気に入ったのです。
売店でこのカップが販売されていたのですが、価格も1,500円ほどだったので、本当に買いたかったのですが、箱はありませんという注釈つきだったので、躊躇ったのでした。でも、もう一度このホテルにというか松本を訪れる際には、箱になるものを持って行こうぞ!と固く思ったのです。
そして、部屋着といいますか寝巻きといいましょうか、浴衣的なそれはこんな感じ。
いちいちホテルのコンセプトに合致しすぎって印象をびしびしと感じずに入られませんでした。
それから、私の感覚的には、このサイズ・タイプのホテルには珍しいと感じた大浴場が備えられております。
誰もいなかったときに撮らせていただきました。ルートインの大浴場の倍くらいの広さがありました。
温泉ではありませんが、広いお風呂が素晴らしいということは、一般的な日本人であればご存知かと。
大浴場のアメニティはこちらです。
脱衣所の備え付けはこちら。
雪肌精シリーズとボディミルクが2種。
もうさ、何も持っていく必要ないです。
お次は、朝食。
こちらが朝食会場です。
ああ、手前にございますキャプテンチェア、今まさにこの記事を書く私が座っているものと違いない。
ビュッフェ台もこの仕様でございます。素晴らしすぎる。
グリル系?
サラダバーはこんな感じ。
卵や納豆、お惣菜の数々ございます。
テンションが上がった麦とろゾーン。わさびおろしがたまりません。
一番驚いたのがこのドリンクゾーン。もちろんコーヒーなども充実しているんですが、このフルーツジュースの種類の多さは、これまで体験したことがありません。
そして、ほんっと美味しかった。
私の朝食、その壱。
その弐っていうか、四くらいかも。
朝からはち切れんばかりに満喫。
朝食の時に外国からの宿泊客の多さに驚きましたが、絶対味わってほしいホテルよねと、大いに頷かされます。
チェックインからチェックアウトの瞬間まで、ずっと幸せ、満たされ尽くした滞在でございました。
宿泊階のエレベーターホールのこちら。
私の弟の机と同じものでした。
松本滞在のときは、このホテル一択でいい。これまでどのホテルに滞在するより強く、そう誓った。
このホテルも、旅行支援を利用して、ひとり当たり7,040円ほど。